PARTS
私たちの製品は、日本全国・世界を駆け巡る鉄道車両で使われています。
目に見える場所、見えない場所、触れられる部品、触れられない部品。鉄道を利用される方の安全・快適さを支える車両パーツを製作して、半世紀余り。
培ってきた技術力への誇りを胸に、多品種・小ロット生産への対応と、新しい技術の導入、更なる品質向上に取り組んでいきます。
板金製品
国内および海外の鉄道車両には、弊社の板金製品が至る所に採用されています。プレス、溶接、酸洗、表面処理、アッシー(ボルト締結)、各種検査(水密・カラーチェック)、等の工程を駆使し、主要な材質(SUS・Al・Fe)の内装・床下・外装部品を製作しています。
パイプ製品
当社の鉄道車両用握り棒は、業界内で高いシェアを誇ります。鉄道車両用握り棒のパイオニアとして高い技術力を持ち、難度の高い3次元形状にも対応可能です。表面仕上げもバフ・ヘアライン・サテン・KB仕上げ・電解研磨等、お客様のニーズに合わせた仕様をご提案します。
KB PROCESSING
自社開発した独自の
仕上げ法
KB仕上げとは「バフ研磨」・「HL研磨」に代わる新たなSUSパイプ表面仕上げです。バフ研磨後に特殊なエアブラスト処理を施すことで、独特な表面仕上げを形成することに成功しました。
廃液処理の心配がないので、地球環境にクリーンな製法であり、また人の手仕上げによるエアブラストのため形状等の制約も受けにくいなど、さまざまな特長をもつ、共進金属工業が自社開発した独自の仕上げ法です。
■名前の由来
ORIGIN OF A NAME
溶液・溶剤は使用しません
水抜き穴の加工は必要なし
廃液処理の心配のない、地球環境にクリーンな製法。
製品形状の自由度
人の手仕上げによるエアブラストのため、長さ(5mまでOK)・形状等の制約を受けにくい。
マスキングによる多様な用途対応可能
マスキング工程を追加する事により、必要な部分のみ仕上げることが可能。
芯金部分(SS or SUS)もマスキング可能です。
●仕上げ粗さは、1種類です。
複数の表面仕上げを検証する中で、最も指紋の目立ちにくい表面粗さを確立しました。
仕様を単一化することで、トータルソリューションとしての価格低減を図っています。
●質感はマット仕上げとなります。
●傷の補修が当社内にてできます。
当社内に簡易設備を導入しているため、傷を付けてしまった場合でも補修が迅速にできます。
●長尺製品にも対応できます。
5000mmまでの長尺製品に対応可能です。
●クラッドパイプへの適用が可能です。
筐体表面に微生物を付着させ、その際の付着量を測定。
試験は①KB仕上げ②バフ仕上げ③HL仕上げにて行い、筐体に付着した微生物を回収し、生菌数を測定した。
【試験委託先】
地方独立行政法人 大阪産業技術研究所
【実施試験内容】
筐体表面に微生物を付着させ、その際の付着量を測定。
試験は①KB仕上げ②バフ仕上げ③HL仕上げにて行った。
【付着方法】
微生物(黄色ブドウ球菌)を培養した平板培地を作成し、その上を筐体(φ30、L50mm)を転がし、微生物を付着させた。
【測定方法】
筐体に付着した微生物を回収し、生菌数を測定した。
■付着量観察
■生菌数測定